〒520-0047 滋賀県大津市浜大津1丁目2-9
1.自己管理について
(1) 健康状態に留意し、決して無理はしない。
(2) 人の体を扱う仕事ということを常に自覚し日常生活においても節度を守る。
(3) 定期的な健康診断を受け、自己管理を怠らないこと。
(4) スタッフが不調の時は、他のスタッフ、院長に報告しフォローアップする。
(5) 院長はスタッフの体調に応じ、休息を取らすなどの措置を図る。
(6) ユニフォーム、髪、爪、眼鏡、等、身だしなみの点検を始業前に行う。
(7) 快適な気持ちで患者を受け入れられるよう、心の準備をする。
2.診療業務について
(1) 始業前に治療ユニットとハンドピース類の各機能の作動確認を行う。
(2) 治療行為においては、必ず歯科医師の指示に従うこと。指示は明瞭に伝えること。
(3) 指示を受ける場合は必ず復唱し、確認を行うこと。
(4) 指示や報告の内容によっては、メモにて連絡し、確認すること。
(5) 器具、機材、薬品などの収納場所を常に把握し、使用後は必ず元に戻すこと。
(6) 器具、機材、薬品などの準備や、配置を術前に確認すること。
(7) 器具、 機材、 薬品などの取り扱いを熟知すること。 新規の物、使用頻度の希なものについては、常に練習をしておくこと。
(8) 処置中における、術者、介助者は相互に位置関係を把握すること。
(9) 切削器具等の使用時は、必ずゴーグルを着用する。
(10) 口腔外バキュームの使用により、ミストや削片の飛散を予防する。
(11) 治療中の患者にはエプロン、タオル等を使用し、削片や注水などの飛沫を予防する。
3.患者対応について
(1) 1治療に対する不安、ストレスを除くため笑顔や、自信を持った態度で接すること。
(2) 患者の声に誠意を持って耳を傾けること。
(3) 話の内容によっては、他の患者に聞かれないように留意すること。
(4) 主訴を聞いて、来院目的を把握すること。
(5) 術前、術中、患者の動作、言動などから、 全身状態、精神状態を把握すること。
(6) 治療経過の確認を行うこと。
(7) 台療後の諸注意や、 次回の予定を告げること。
(8) 待合室や治療ユニットなどで待機中の患者にも時々注意を向けること。
(9) 小児や高齢者、障害者などの患者には、必要に応じ付添い人の介助を依頼する。
4.誤飲、誤嚥について
(1) 可及的に座位のポジションをとること。
(2) 頭位や頚部の屈折に留意すること。
(3) 介助者をつけること。
(4) ラバーダムや安全コード等の使用。
(5) バキューム装置等の使用。
5.観血処置、局所麻酔について
(1) 術前の患者の全身状態、精神状態を把握すること。
(2) 情報提供文章等の添付文章を熟読すること。
(3) 最適な麻酔法、局麻剤の選択。(適応症、原則禁忌、用法・用量に応じた)
(4) 自らの予測能力、対応能力の限界を認識しておくこと。
(5) 様々な場面に対応できる準備(設備、器具、知識、技術、心構え)を行っておく。
(6) 他科、他施設との協力体制。
6.その他
(1) 受付、 待合室の備品の不安定な設置や、危険物などが無いか、清掃時に確認すること。
(2) スタッフと患者の動線がお互いに妨げにならないこと。(動線分離)
(3) スタッフの動線に障害が無く、効率的であること。
(4) 室内の十分な照明、換気、空調、清掃に留意すること。